これら4つの条件が揃った時カビは大量に繁殖していきます。 一般住宅の年間の平均湿度は浴室以外の部屋の場合30~80%程度です。 元来の一般的なカビの発生条件とされて来たのはカビが発育するためには70%以上の湿度が必要なので、浴室のように湿度が80%以上になる場所以外では発生しないはずだというのが今までの定説でした。 では何故湿度が70%以下の室内でもカビが発生してしまうのか? それは室内湿度に関係なく、カビが吸うのは「表面の水分」だからです。 元来の一般的な研究の発表では通用しないのが今のカビの実情なのです。
また、カビにとっての栄養源とはホコリ・汚れ・塗料・接着剤も栄養源となります。そしてカビが発育するためには酸素も必要です。 使わない布団などを布団圧縮袋に入れ密封させるご家庭もあると思いますが、これは大変有効で、密封状態ではカビに必要な酸素が無いためカビが成長できず、中のカビを死滅させる事ができます。