雨が続いて部屋の換気ができず気づいたら壁紙にカビが生えていた、引き出しやタンスの裏側を掃除しようと覗いてみると壁紙が一面カビだらけでゾッとしたなど、 少し掃除を怠ったり換気を忘れてしまうだけで、壁紙は水分を取り込み大量にカビを発生してしまう ことがあります。
壁紙にカビが生える原因はさまざまですが、換気不足は一つの大きな原因といえます。人が生活する室内は何かと湿気がこもりがちで、換気をしないと湿度が上がってしまいます。入浴時や料理、食事の際などは特に湿度が上昇しやすいです。何もしなくても、人間の体温で湿度が上がることもあります。また、キッチン周辺や壁の中を走る水道管、洗濯機などから水漏れが発生した場合にも、壁紙にカビが生える原因となります。
掃除や換気をきちんとしていたとしても、 日当たりの悪い立地の家や、機密性の高い建物で生活しているだけで家じゅうの壁にカビが発生する こともあり、環境によってもカビの発生しやすさは異なります。触りたくなくて長い間放置していると、あっという間に広がってしまうだけでなく、深く根づいてしまう可能性も考えられます。部屋に生えてしまったカビは非常に厄介なものなのです。